【04.08.08】自主防災の担い手は「救助対象者」?

現地見学で防災のまちづくりについて学ぶ

 自治体学校に参加しました。
 先進地での自主防災組織の活躍はどうであるか期待をしました。
静岡市内の防災倉庫の鍵を開けて見せていただくことになりましたが、扉がすぐに開きませんでした。その倉庫の後ろにも倉庫があったのですが、自治会長さんが持つ鍵では開きませんでした。何処が管理するものかもわかりませんでした。いざという時に大丈夫なのかな〜
発電機がいつでも使えるように動かしておく事や、救助用品も実際に使って訓練したほうがいいなど教訓的な事を伺いました。自治会長もかねていて自主防災の組織は若い人でなり手がないそうです。『われわれは災害弱者で、まずもって救助対象者になるのだが・・・』と苦笑いされました。まさに実情ですね。
災害は避けられないのかもしれませんが、日常の中で避難訓練や、日頃の点検整備をすることで被害を最小限に抑えることができるのではないかと思います。被害を受けて復旧に費用をかけるなら、被害を受けないために費用を投じることの方が意義あることではないのでしょうか。

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