【05.11.08】女性フォーラム開かれる

障害者自立支援法をテーマに研修

 三重県下の女性議員が県議会に集まりました。あいにく参加者が少なくて残念でしたが、「障害者の自立支援法」についてのテーマでの研修は有意義でした。
障害者自立支援法は、国会でどれだけの論議があったのでしょうか。十分な審議もされずに強行的ににまでも決まっていくことにおおきな怒りを感じています。
 障害乳幼児は、早期発見、早期治療、療育で予後が違うので、充実を望むところですが、この支援法で、そのフォローができるのか不安です。障害者認定が確定しない時期のかかわりが、この制度でカバー出来るのか疑問です。発達の遅れが個人差で処理されて、しかるべき時期に対処できなっかことにならないようにと発達検査の充実や、保険師さんや保育士さん等が積み上げてきた努力があります。
 子どもたちが育つ手立てを取ることに対して利用料の負担を強いることにも支援法の矛盾感じます。「子育て支援」、「少子化対策」はことばばかりなのでしょうか。教育では特別支援の充実にしても教師の力量をつけていくことや、施設の面でも、ニーズにどれだけ対応できるのか、人的・環境面の拡充に対し、教育費の削減教員の削減で本当にやれて行くのか疑問です。
 教育制度、社会保障制度が『構造改革』の名のもとで破壊されてきていると思います。

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