【05.12.28】05 年12月議会メモ
障害者自立支援法・・・障害者にとって負担厳しい
障害者自立支援法05年11月27日に公布され、06年4月10月の2段階で施行されます。桑名市ではどのようになるのかを質問しました。
負担は原則1割、4段階で設定し、所得に応じた応能負担から利用に応じて応益負担に変わるという答弁でした。障害の程度が重度であれば、介助の必要度は高く、介助を受ければサービスということですから、負担は増すばかりです。
基盤整備は、桑名市の福祉計画ですすめている目標は達成の方向にあるが、知的障害者のグループホームの設置が対象者の二分の一で遅れていること、精神障害者の対応は、桑名市は達成していても広域圏であることから、達成は不十分であることがわかりました。
障害乳幼児の早期発見・早期療育について
障害の早期発見は、障害の程度を軽減し、二次的な障害を最小限にとどめるなど大きな役割があります。まして子育てをしていく上でも親自身が、子どもの障害をどのように受け止めていくかという重要な時期でもあります。こうした時期に行政の支援はきわめて重大です。検診制度の充実と保健師、保育士、相談員の充実を求めました。市の早期発見、乳幼児検診等の指針を立てて実践を進めているという答弁でした。更なる充実には、体制強化とスタッフの拡充をもってすすめることを求めるものです。
桑名市民病院の自治体病院としてのあり方について
市民病院の赤字経営が深刻化を示すなかで、市民の福祉の充実を図るという自治体病院は大きな役割があります。今回、総務省から経営についてアドバイスを受けたが、自治体病院で赤字から黒字に転じたところを職員自らが調査研究をおこなったことを参考にすべきはないのかと質問しましたが、アドバイザーの意向を受けてこれから取り組むということでした。
今まで、窓口・給食部門の委託化、訪問看護の打ち切りがなされました。
力を注ぐ部門をカットしていまい、大切な役割を切り離してしまったのではないかと指摘しました。
北勢線の更なる存続の力を発揮するべし 05年度末200万人突破か!
公的資金の投入で赤字が問題視されている中で、10年間の期間の前半期には、駅舎の整備など費用が前倒的にいる状態なのか、後半期には軽減できる見通しがあるのかを質問しました。駅舎、線路はじめとする施設等には手立てがとられず、その荒廃状況は予想以上に悪化していたのではないのでしょうか。10年後に存廃問題に再び揺れないよう、市民の存続の願いを「マイレール」の意識を高めることを市民への働きかけをすべきであることを提案しました。