【07.02.13】ひとり親家庭の支援の不公正さにがっかり

母子家庭には適用して父子家庭に適用しないとは???

 数日前に、「母子家庭の支援があれば教えてほしい」という相談が続いてありました。母子家庭の支援制度でその方に合う制度を紹介したところです。それでもまだ不十分で何とかならないのかなあと思っていたところに、男性の方が、1人で子どもを育てているが何とかできないでしょうかと相談がありました。支援がないかと市役所を尋ねたらある職員は戸籍謄本を取ってくるようにといわれたので取って戻ったら別の職員が、「制度はありません」と、いとも簡単に行ったとのことで結局は、適用する制度がないということでなぜ男性と女性とが違うのかと怒り心頭でした。母子家庭支援に、児童扶養手当がありますが、受給資格には、父とでは要件がありません。しかし児童扶養手当のパンフレットには、児童手当扶養制度とはというところに、「父母の離婚により、父親と生計を同じくしていない児童を養育している母子家庭等の・・・・』とあります。父子家庭には、当てはまらないのだそうです。母にあって父にないなんておかしい。
 ひとり親家庭支援という名称にすべきだという主張をしてきて呼び方は変わってきましたが、現実、支援の中身は同じ制度にはなっていません。こんな矛盾は変えていかなくてはと思います。

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