【07.04.27】必要のない休憩後 30人に定数削減16人賛成で可決

何が何でもと 定数削減に翻弄された桑名市議会

 16人が賛成で議員定数30人案が可決
 4月17日に「現在の定数34人を28人に条例を制定する」提案が出され臨時議会が開催されることになっていました。開催前日26日の午前中までに発言通告が締め切られ、午後は議会運営委員会開催されたところ、今度は「30人にする」提案が出されて、議員削減は、28人、30人案が出されることになりました。
 本日の臨時議会では、日本共産党は児玉議員が代表して質疑、反対討論をおこないました。現在の34人の法定定数を守るべきを主張して論戦しました。意見がふたてに分かれるほどに議論が尽くされておらず、議員定数の削減は今決めることでもなく、人数の根拠ははっきりしないままです。
 本会議では、28人定数案は、11人の賛成で「少数賛成」で否決されました。
議長は続けて30人定数案で採決を取るべきところを休憩をはさみました。再開時間未定のままでした。
 再開時には5名が採決に加わらず、16人の賛成、「賛成多数」で30人案が可決されるという前代未聞のやり方で可決されました。
 議員定数は議員だけがかかわることでなく、投票する市民も論議に交えて議会をどうしていくかを決めるべきであり、十分な論議をすることなく、姑息な手段で重要なことを決めていくとういうやり方は問題です。

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