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【07.05.12】病気に立ち向かって生きる
精神障害者の家族会に参加
今日は、しぐれ会(桑名市精神障害者の家族会)の総会がありました。新年度活動計画が承認されました。「家族として見守っていくには限界があり、ショートステーや、居場所のようなものがあれば安心」、「サービスを選ぶと言っても選ぶそのものがない」という問題が今までの例会の中でもあがってきたことで桑名市に対して要望をあげていこういう提案が出されました。当事者はもとより家族の日々の大変さが少しでも和らげられる支援がつくられることを求めたいと意見がでました。そのあとは三重県こころの健康センターの臼井先生の講演「統合失調症の基礎知識−薬物療法を中心に−」のテーマで聞きました。質疑応答では、投薬を続ける中で見守る家族の不安が痛いほど伝わりました。病気と闘う患者は、病気の克服の最前線にいると思いました。日本の医療は医師にまさに処方してもらうと言う感じが強いうように思いますが、患者自身は、どんな状態で苦しいのか、辛いのか、このときはよかった、楽だった、といことがわかるのですから、患者・医師・家族、周りの人たちが一体になってとりんでいくことが大切ではないかと強く感じました。