【08.10.03】石田正子ニュース148号作成
政治の中身を変えるとき！
日本共産党が伸びれば政治は変わります
３日間にわった衆・参本会議での各党の代表質問は、政府与党と民主党がお互いに異常な非難合戦を繰広げていました。日本共産党は、衆議院では志位和夫委員長、参議院では市田書記局長が、国民切実に解決を求めている暮らしと平和をめぐる問題を正面からただし、政治の根本的転換の方向を指し示しました。
派遣労働
労働者派遣制度を99年の原則自由改善の状態に戻す労働者派遣法の抜本改正、有期雇用の見なおしを求める。
社会保障
後期高齢者医療制度は速やかに廃止し、あるべき医療制度を再構築する事。
財界が号令をかけた年間2200億円の社会保障費抑制路線の撤廃を迫る。
財政論
軍事費や大企業・大資産家減税などを「聖域」とせず、メスをいれるなら、消費税に頼らなくても安心できる社会保障は築ける。
農業再生
汚染米の根本には、食料の6割が外国頼みという問題があり、農作物の価格保障と所得補償、歯止めのない輸入自由化ストップで食料自給率を回復せよと強調。
アメリカ言いなり転換を
アメリカ言いなり政治をいつまで続けるのか。「戦争でテロはなくせなかった」という事実煮立ってインド洋から自衛隊は撤退すべき。世界の流れに逆行する日本政府の「アメリカ言いなり」の異常さを告発。
議会レポート 今年から財政健全化法に基づいての決算
9月議会は9／3から9/30まで開かれ議案が審議されました。
今年から財政健全化法に基づいての決算
2007年度（平成19年度）の決算から財政健全化法にもとづいて行なわれる様になりました。普通会計にあわせて特別会計、企業会計を併せた連結決算となります。自治体の財政状況を『4つの指標』で見ていく事になります。
u 基準値以内でありますが、果たして安心といえるのか、もう少し掘り下げて行かなくてはならないかと思っています。
健全化判断比率 2007年度（％） 早期健全化基準（％）
�ー村狙峪�比率 ― 11.93
�∀�結実質赤字比率 ― 16.93
��実質公債比率 13.5 25.0
�ぞ�来負担比率 204.9 350.0
資金不足比率
特別会計 資金不足比率 経営健全化基準
下水道事業 ― 20.0
農業集落排水事業 ― 20.0
桑名市市民病院 ― 20.0
水道事業 ― 20.0
ガス事業 ― 20.0
市民が市の財政を知って 市民の立場で分析を
比率については、他の自治体と比較するのでなく、自分たちの自治体が市民にとってどのようにして使われているのかを見なくてはなりません。次行をお子なたものの事業評価も出されましたが、すべての事業に対してのものには至ってないため、一つひとつの事業にたいして必用ではないかと思います。
市民に必要なことに財源が使われていなければ行政としての役割が果たせません。財政状況が市民にとってわかりやすい資料を提供すべきだと積極的な公表と改善を求めました。
個人住民税を公的年金から徴収制度を導入
来年10月から個人住民税を公的年金からの徴収するためにシステムを改修するためにと電算経費１千８２８万９千円の経費が上げられました。
この間、高齢者の方は年金からの天引きで大きな負担になっています。全国でも批判の声が大きくなっており、厚生労働大臣も見直すと言わざるを得ないところまできています。それなのに、さらに年金からの天引きするための手続きを進めるシステムの改修は容認できません。これ以上の年金からの天引きを許す訳にはいかないと思います。
市民病院を地方独立行政法人化にしていいのか？
準備経費７６２万４千円を計上
公立病院のあり方が問われる中で、病院がかかえる問題は国の医療大改悪のあおりを受けて、大変深刻で厳しい状況であるだけに、病院を守り、地域医療を守り、市民を守る「経営改善」が最重要課題であることはいうまでもないことです。この間、桑名市民病院は「経営改善」の名のもとで、たとえば医療事務を委託から直営に切り替えて経費の削減につながったという例があります。民間委託が進む中で大きな方向転換であったと考えます。そういう見直しこそが、今、必要ではないのでしょうか。
方独立行政法人化し、『非公務員型』にしていくことは、職員のリストラ、給与カットによる人件費の削減や業務の外部委託をすすめやすくすることになり、病院の機能の縮小型になることや、公立病院のめざすべき経営改善は、医療の公共性を第１にすることにあり、わが市の病院としての役割を果たすための機能が発揮できるように探求にしていくには、これ以上の病院の成り立ちを崩す方向に進めてはなりません。この間、桑名市民病院は「経営改善」を行ない、医療事務を委託から直営に切り替えて経費の削減につながったという例があります。
民間委託が進む中で大きな方向転換であったと考えます。そういう見直しこそが、今、必要ではないのでしょうか。