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【09.02.08】「やっと体を伸ばして温かい布団で眠れる」涙・・・
石田正子ニュース153号から
昨年末から生活相談が増えています。派遣切りとなり同時に住居も失うという相談にかかわってきました。
相談者は同じ会社の仲間とともに派遣会社に年明けまで寮にいることができるようにと掛け合って何とか年明けまで住む事ができました。また仕事を一緒に探し、やっとアルバイトが見つかりました。そして住居については、雇用促進住宅が入居停止では入れないことから、廃止計画の対象住宅に入居できるように国会議員との連携で交渉することで入居が可能になり、生活ができるようになりました。『やっと体を伸ばして温かい布団で眠れる』と涙を流され、共に行動した党員もわが事のように喜び合いました。
派遣切りとなった20代の青年は、期間が短く、次々勤務先が変わることから雇用保険に加入していなことや運転免許も持っていません。12月で派遣切りになった青年の派遣先の企業は、新年明けの求人広告に募集を載せていましたので驚きました。派遣切りになった青年等からの相談を受けて、実態がこんなに酷いものかと目の当たりにしました。住居の確保も桑名市内で働いていても住所が市内でないため桑名市の支援を受ける事ができませんでした。緊急雇用対策として臨時職員の採用がありましたが、市内在住という制限があったため応募出来ませんでした。行政にも何とか適用でないかと迫りました。
社会的責任を果たし雇用の確保を求める
日本共産党北勢地区委員会と桑名市議団は桑名市内の大手企業(富士通、日立金属、日本ハム、NTN)を訪問して懇談を行いました。
派遣切り、雇い止めをやめて雇用を拡大すること、企業としての社会的責任を果たすようにと要望しました。社宅を持つ企業には住居の提供も求めました。