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【09.06.22】給料が減る一方では生活できない
夏の一時金70万円が40万円に減らされる
「職場の問題を語るつどい」が市内の大手企業の労働者を中心に開かれ、私は、中野たけしさんと参加しました。
派遣社員を首切りしたあとの職場での様子が途切れることなく次々に話されました。
「人員が減った職場では、今までの仕事の量をこなさなくてはならず、技術の継承が上手くいかず、精密機器を作っているのに不良品が大量に出てしまっている」ことや、「『中国に負けない企業を』ということで、組合もなく低賃金で働かされている。」
「志位委員長が『正社員の年収は、このままだと100万円減るのではないか』といっていたが、夏のボーナスは、70万円が40万円に減るときかされたなどということも出されている。夏がこれだけ減らされたら、冬のボーナスはもっと状況が悪くなるだろうからこれさえももらえないのではないのだろうか。」
「今でも残業代がないし、交代勤務の手当もないからこの手当をあてに働いてきたがこのままでは家のローンが払えなくなるのではと心配している。」とか、「家を建てた人がわずか2ヶ月で配転になり単身赴任になっている。」
「派遣切りにあった青年たちが違法であると立ち上がり組合に結集してきている。正社員も組合に掛け合いに行くことや、社員が組合に結集できるように周りの人たちに大いに語っていき、その人からの意見を大いに聞いていこうというよびかけもあり、参加者が元気が出るつどいになりました。