【10.02..07】合併時の約束 ５年経つと忘れたか？
幼稚園保育料値上げ案
��175 2010年２月７日
合併の約束は「サービスは高いほうに負担は低いほうに」
合併後、事業の統一化を進めるということで調整等のすり合わせが取り組まれていますが、いまだ未調整が７０項目程度残されています。
私の所属する教育・経済委員会が先日開かれ、幼稚園の保育料の調整案が出されました。桑名地区5,500円 多度・長島地区5,000円を5,500円に調整するというものです。
影響について質問したところ 提案の
保育料を5,500円に統一して１0月から実施となると、その影響は、１７７名約53万円、負担の低い方に合わせて保育料5,000円にすると582人で約１７５万円という答弁でした。（今年度の人数の試算です。来年度はもう少し園児数が減る予想です。）
約束事は合併時の推進のための甘い囁きに過ぎず、実際には住民負担は大きくなっています。子育て支援を進めるという桑名市ですが、保育料の値上げは逆行することになりませんか。保育料を引き下げてほしいという保護者の願いに寄り添うべきではないかと考えます。
旧町の方からは「合併していいことはなかった。負担が増えるばかりだ。」と、怒りの声が寄せられています。
生活相談日誌から ��
介護保険料の滞納者にはペナルティ（３割負担）
入院中の方が病院から介護申請をすることを勧められたというのでその方の奥様と市役所に行って手続きをとることにしました。
介護保険料を１円も納めていなかったので、滞納分を分納にすることにして申請の手続きをとることができました。後日、調査員の方が入院先に行き介護認定の調査が行われて介護度が決定することになります。とりあえずは手続きができて、ほっとされました。
滞納期間の年数が過ぎると「不能欠損」という扱いになり、ペナルティが課せられることもわかりました。そのペナルティとは、サービスを利用すると１割負担が３割負担になるということでした。分納で納付を続ければ介護は受けられるということですが、納付が困難な状況に追い打ちをかけるようなペナルティは、無慈悲な制度だと思いました。
活動日誌から ��
毎月２４日は桑名駅前で「消費税廃止各界連絡会」の方々とともに消費税増税を許さない国民的世論と運動を広げていくため、宣伝・署名活動に取り組んでいます。
増税反対の訴えと署名のご協力を呼びかけていますと、いろんなご意見を頂戴します。
「消費税上げやなあかん！あんたらなに言っているの」
「これ以上の増税は生活やっていけん・・・」
「消費税を福祉に使うと言って導入されたが、大企業の減税に充てられていると聞いてびっくりだ」
「このままでは福祉は悪くなる一方だ」 等々
小泉構造改革で「国民に痛みを負わせでも改革する」といって行われた社会保障の削減で国民生活はズタズタです。「これには耐えられない。消費税を上げてでも暮らしを良くしてほしい。」という世論を作ろうとしています。
新政権も税制構想には、庶民には消費税の増税、税制や社会保障の面で大きな社会的責任を果たさせるべき大企業には、いっそうの減税で奉仕する姿勢です。どちらを向いて政治をやっているのでしょうか。 「政治を変えたい」という切実な国民の願いに応えるには、消費税増税を最大の焦点とした庶民増税の路線にはっきりと終止符を打つ必要があります。これからも、『増税反対！暮らし守れ！』の声を上げていきます。この活動に是非参加してください。私もみなさんとともにがんばりたいと思います。