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【10.05.12】合併後開かれたことがなかった審査会?
改良住宅と一般住宅とをいまだに一本化しない桑名市
改良住宅に空きが去年からあるので入居できないかと申し入れをしている方が、いまだに入れないが、このままでは、今住んでいるところを明け渡すことになっている日が近付いているというのでいつまで待たされるのかと私のところに相談がありました。さっそく担当課のところに同行して状況を聞きました。日本共産党は、今まで度重ねて一般住宅と改良住宅を一本にして公募すべきだと追及してきました。しかし今だに一本化に踏み切らないのが桑名市です。
いまだに住宅を区別するのはなぜか
改良住宅は一般公募しないため別で審査会を開いて審査するというのですが、その審査会が長島町では合併後立ちあげられていなかったことが分かりました。桑名で2年ごとだということです。長島町の改良住宅に関して審査会が立ち上げられないのなら一般公募と同様に公募したらいいのではないかと迫りましたが、地元でなにか事情があるようです。
収入源を目いっぱい活用して収入を確保すべきだ
空室がありながら入居する手立てがないままで、分かっているだけでも1年近く放置されていることはおかしいのではないのでしょうか。入居者がいれば使用料が市に入るのですからみすみす、収入源をみすてていていいのかと思います。「財政厳しい折、できるだけ支出を減らしていくあるいは10%の予算縮減」と言って福祉施策の予算を削減するというのですから、矛盾しています。
住宅使用料を収入としてみないのでしょう。公営住宅は「市の財産」です。きちんと運用するべきです。そして入居を希望する市民の方がいるのです。住宅を提供する責務が市にあるのですから、その対応を求めました。