活動日誌−活動日誌
【12.02.28】税金が払えない!! どうしよう!!
税金の滞納整理強化
仕事がなくて収入がない、体が悪くて仕事に行けない、年金は目減りするなど、生活が困難でどうしようかと困っていると相談が続いています。これ以上の負担が追いかぶさってはもう耐えきれない所まできています。事態は深刻です。
年度末になり、税金の滞納整理が進んでいます。市から文書が届いて金額の多さに驚かれ、「払えない。どうしたらいいか」と相談が続いてありました。
滞納整理は大変ですが、市民の暮らしがいかに深刻になっているかもっと親身に聞いて欲しいと思いました。働く場があればいいのですが、雇用がままならない現状です。こんな時に病気した人、高齢者に働く場がどれだけあるのでしょうか。
誰だって仕事が安定していたら、生活に追われなくてすみます。貧困が深刻化する中で税金の負担が大きくのしかかっています。
窓口でのやり取りを紹介します。
「とにかく払ってください。
車を持っているなら売って支払いに回してください。」
「車も廃車寸前のものを乗っているし、仕事に必要だから売ったら仕事さえできなくなる。」
「アルバイトにもっと行って収入を増やしてください。ハローワークへ行って仕事を見つけてください。」
「働くように」と強調されましたが、現実、働くようにと言われても、仕事先は簡単に見つかりません。相談者の方は切々と今の窮状を訴えられました。
仕事ができて収入があればだれも困りません。収入を得たいということは、一番の望みです。そこがままならないから困っているのです。
さんざん窓口でやり取りしましたが。結果、払いたくても払える状況でないことを考慮して、少しでも払えるようにするために分納計画のもと納付額を決めました。払えないからとそのままにすると容赦なく差し押さえられることになり、その時にあわてても取り返しがきかなくなります。納期の時期に納税相談することをお勧めします。
離職者、廃業された方には減免制度もつくられましたが、減免制度を実施できるよう今後運動をしていかなくてはならないと考えます。
三重地方税管理回収機構について (桑名市ホームページより)
1. 地方分権時代を踏まえ、税の公平性を保つために、市町村税・個人県民税徴収のための広域的組織(全市町村加入の一部事務組合)が平成16年4月に設立されました。
2. 広域的組織は、市町村税徴収の技術的、精神的なバックアップ組織と位置付け、市町村での困難事案を引き受け、速やかに差し押さえ処分に着手するなど、迅速に滞納整理を行います。
三重地方税管理回収機構に回されないように
そのままにしておくと三重地方税管理回収機構に回されてしまいます。それでは遅いので市役所の窓口で納税相談をすることをすすめました。一度には払えないため分納計画を作成して支払うことになり、相談してよかった少しほっとされました。