活動日誌−活動日誌
【12.11.15】議員定数4名削減する案(30⇒26)に対し、市民の方からご意見が寄せられました。
市議会が行ったパブリックコメントに22名から寄せられる
26名案に賛成の意見はありませんでした。
さらに減らすべき 5件
22名・15〜20名・14名程度とする。
削減すべきでない 17件
今までに削減している。これ以上削減すべきではない。
11月14日に行われた議会改革検討会では、寄せられたパブリックコメントに対しての『市議会(検討会)の考え方』の内容を議題としました。パブリックコメントの大半は「削減すべきでない」というご意見であったにもかかわらず、検討会としては議長に対して中間報告(答申)を26名案で出しているからと、これを変えるものではない方向で進められました。たくさん貴重なご意見が寄せられましたが、聞き置くことでとどまるという事です。私は、削減すべきではないという意見が多いではないかと指摘しましたが、及びませんでした。
これまで削減に次ぐ削減で民意を制限しています。
そもそも1市2町合併前の議員定数は、桑名市28名 長島町15名、多度町15名でした。これが合併後の第1回目の市議選は34名、2回目は30名と定数を削減してきました。今日、市政を取り巻く経済や社会状況、市民生活と多様な要望などを市民の立場で議論を行う市議会の定数を削減することは、一層、民意の反映を制限するものに他なりません。
大事なことは議員としての役割を果たすことです
必要なことは、深刻な不況の中、また、東日本大震災と原発事故でなおさらのこと、地方自治体における行財政と市民生活の向上へ市議会としての役割を果たすことです。
さらに大事なことは、昨年、市議会として制定した議会基本条例による議会への市民参加と情報公開、議会議論の活性化を推進することです。「議会が議会として、議員が議員として」の機能と役割を果たすことによって、市民のみなさんの中にある、「議員定数への疑問」に応える上でも必要なことと考えます。