活動日誌−活動日誌

【11.08.11】就学前施設再編検討委員会は何のための会議か

子どもなおざりの論議はあり得ない

 8月11日に行われた就学前施設再編検討委員会を傍聴しました。

 何のための検討会なのか。
 欠席5名も欠席の会議でした。欠席者は私立保育園、幼稚園の代表者でした。前回の会議の内容の反映のようでした。
「就学前施設再編検討」とは、要は公立幼稚園を減らすことであり、3園ほど減らすと具体的数値も出され、分団登校も廃止にするとのこと。
今までの7年教育の充実の宣伝はどうなったのでしょうか。
「桑名っこ」をどのようにして育てていくかと強調される割には、子ども抜きだと感じました。
今、政府は子育て支援と言いつつも、「子ども・子育て新システム」を打ち出し、保育制度の解体や子どもの発達を踏まえた保育を切り崩す内容になっており、これで子どもが守れるかという論議ならともかく、今までの桑名で培ってきた保育・教育を崩すようなものであり再編とは、公立幼稚園を減らしていくことです。公的保育の充実も民間にも加わってもらっていると私たちには応えますが、公立と私立との連携や格差のない充実が可能かというものではありません。市民アンケートを行って、意見を把握することが論議されましたが、私立の関係者がオール欠席では検討委員会の体は崩れていると言わざるを得ません。このまま論議が進められてよいのかすっきりしない会議であったと思います。



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