活動日誌−活動日誌
【11.09.13】2011年9月議会 議案質疑
3月11日の東日本大震災が発生して今月で半年を経過しました。
以降、相次ぐ災害にみまわれています。
7月25日には桑名市の西部地域を中心にゲリラ豪雨によって多くに被害が出ました。
また9月に入りまして、県下でも台風12号は大きな被害をもたらしました。被害にあわれた方がたに、心からお見舞い申し上げます。日本共産党桑名市議団は、7月27日に災害被害調査と早期の復旧を求めて要望書を提出し、先般、ご回答をいただいたところです。
桑名市においては「安心安全なまちづくり」を掲げていますが、改めて市民の生命と財産を守る取り組みが問われているのではないかと思います。
1.議案第47号 平成23年度桑名市一般会計補正予算(第3号)
(款)2総務費(項)1総務管理費 目18諸費 説明6国県支出金等返還金
2,844万9千円中 サンファーレにかかる返還金2,771万1千円について
すでに先の質問者から質問が出ておりますが、私からも質問させていただきます。
問題は建設にあたり国からの補助金のあり方も問われるのではないのでしょうか。補助要綱にそっていなければそぐわないということになってしまいます。
国に対して返還を求められたということですが、建設にあたり補助金を受けて行なってきたことによるわけですが、補助要綱に照らしてどのように進められてきたのか、返還に際して、要綱について桑名市の確認はどうであったのか、以下4点を聞きします
①返還を求められた経緯について
②全額返還するのか
③スギ薬局から、ハローワークに変わることについて、つまりは、テナントの入店に関しての要綱の確認についての判断確認について
④入店者が安定して経営できているのか、サンファーレの運営と状況について
お聞きします。
(2)7月25日の大雨被害に係る復旧経費
款6農林水産業費 材料支給費 120万円
款6農林水産業費 市単事業 2600万円
款8土木費 道路施設維持補修費 2250万円
款8土木費 河川維持補修費 500万円
款10教育費 施設管理運営代行費 80万円
先の質問者が各項目について個別に質問をされていますが、
今回の補正であげられましたが、被害状況からして今後のテコ入れも必要なことも見受けられます。そこで
①それぞれの被害状況と今回の改修で改善が図れたか
②補正として災害復旧費が挙げられていますが、中には当初予算の補修費に当たる経費で賄えた部分もあるようです。学校施設の雨漏りが多かったのも気になりました。当初予算の枠組みで修繕がおさまったということのようですが、
今回の大雨による災害復旧の総額はどの程度のものになったのかお聞きします。
(3)款9 消防費 木造住宅耐震事業費 1400万円
①耐震診断、耐震補強の増額及びリフォーム工事補助の追加について
6月議会では住宅リフォーム制度助成について質問した際、耐震によるリフォームを県も検討しているといくことで詳細についてはまだ確定していないとのことでありましたが今回、状況が進みまして補正計上に至っていますので、質問をしておいた甲斐があったと思います。
耐震補強にかかわってということですが、今回の募集件数の見込みをどのようにみていますか。
2.議案第49号 平成23年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)
(1)(款)1下水道事業用 (項)1営業費用 (目)2雨水管渠費
(節)27負担金、補助金及び交付金 12万円
(款)1下水道事業用 (項)1営業費用 (目)2雨水管渠費(節)34補償費
700万円
(款)1下水道事業用 (項)1営業費用 (目)10総係費(節)24委託料
47万3千円
・ADRにより補償金を払うことになったことの経緯について
被害が出たということに対して、勉強会では、市として「非」はないという見解にあったが、ADRで対処することを顧問弁護士と相談の上図ることになったという説明でした。
「非」がないということであれば補償金700万円の支払いに応じるのでしょうか。損害、被害総額からしてどのようにして700万円が出されるのでしょうか。
災害で被害を受けたのが1件です。市の対策が不備であったということであれば今回の災害事例からすると該当する案件は多々あるのではないのでしょうか。
ADRによるあっせん和解方法として国民救済として拡がりつつあるようで、この制度の充実を求める声も上がっています。今後この制度の活用が行政側としても活用の方向にあるのでしょうか。
③ 被害が出たことに関して桑名市の見解はどのようであったか
④ 桑名市に非がないとしながらなぜ補償金を払うのか 補償金の妥当性はどうなのか
⑤ 今後、市民とのトラブルの解消に役立つ制度となるのか