活動日誌−活動日誌

【12.0601】緊急事態発生、活躍された職員の方の思いに触れて

「風呂に入れたとき、布団の中に入ったとき、幸せを感じた」と

 開催にあたり、白河市長さんは友好都市である行田市・桑名市から災害発生後にすぐさま飲料水などの物資が送られたこと、職員の派遣などについて、国や県がもたもたしている時にいち早く救援の手が差し伸べられたことは、日ごろの連携があったからこそであったと謝辞が述べられました。
第1日目は、(1)白河市震災復興計画について①被害状況について②復興計画について(2)小峰城の被害状況と今後の復旧計画について研修を行ないました。発災直後、庁舎内での対応で情報収集に苦労したこと、販売店で食糧品がまったくなくなってしまい、生活物資が不足したこと、燃料が不足したことが話され、土砂崩れした10万㎥は、一つ山が動いたようなものであったこと、原発から80キロメートル離れているが、原発、放射能の問題があり、風評被害があるなど、深刻な問題が出されました。
「風呂に入れた時、布団の中に入った時に幸せを感じた」と話されました。
この言葉の中に災害の対応に心を砕きながらも取組まれた様々な思いが凝縮されていると思い、心打たれました。
情報を的確に収集するためにも防災行政無線の整備や、電話は使えなくなることからも緊急エリアメールなど一斉発信できるように整備を進めていること、議会の対応としては、情報がバラバラにならないように一元的にやり取りできるようにし、被害状況がつかめるようにすることなど、議会対応の教訓的なことも出されました。文化財の復旧は修復でもあり、かなり経費的にも困難を感じました。2日目は文化財である小峰城の被害状況、新しい白河市立図書館などを視察しました。

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