活動日誌−活動日誌

【12.11.29)障害者団体の方が切実な要求を訴える

16項目 (20事項)にわたっての要望を提出

 事前に出されていた要望書の回答を基に話し合われました。その回答を受けて切実な訴えがありました。その中から一部を紹介します。

(1)完全看護の名のもとで放って置かれるのが現状
入院時のヘルパー派遣の手立てを講じてほしい・・・命に係わる事業だ
 
日常生活を支えるヘルパーさんが、入院時のヘルパー派遣が認められていないため、特に単身者は入院時の必要品の買い物、洗濯、郵便物の点検、書類の申請等々、問題は深刻です。この切実な要望は繰り返し行っていることからも障害
者の入院の実態を調査することを求めました。

(2)桑名駅のバリアフリー化は悲願
     
 駅にエレベータ設置のための予算化が進んだが、障害者の
 意見が反映できるように設計段階から聞き取りをして欲しい。
 自由通路の設置はまとまりかけたのに進んでいない
 チャイムの設置も40年間言い続けている。

バリアフリー化にとりくめば、高齢者、乳幼児にとっても他の利用者にも効
果のあること。「事業者に働きかけます」ではなくて、市は積極的に働きかけてすすめるべきではないか。

(3)点字ブロックを連続して敷設を
駐車場入り口の部分が途切れているため歩行に困難な状況である。車両の乗り入れで点字ブロックが絶えられないという回答だが、他の自治体では、途切れなく敷設されているので、壊れやすく危険だからでなく、点字ブロックが途切れることのほうが危険なので、敷設前提で再考を求めました。

 国際障害者年から30年余・・・もっと障害者が生活しやすい環境を整えて欲しい、国の制度の立ち遅れや、行政の対応が立ち遅れており、そして何よりも障害者の置かれている実態・状況をしっかりとつかんで欲しいことが参加者の思いでありました。

 今回の市交渉に日本共産党桑名市議団も同席させていただきました。今後も障害者施策の充実に障害者の方々のご意見をもとにして改善に力を尽くします。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)