活動日誌−活動日誌
【13.05.02】給食室の実態
安心・安全な学校給食を 調理器具と調理室の改善対策を早急に
日本共産桑名市議団は5月2日に視察と聞き取りを行いました。
「給食に調理器具の金属片混入」と報道(4月27日)がありました。
早速、教育委員会と在良小学校に連絡を取り5月2日に調理室を視察しました。
すでに原因と特定されたザルは回収されていたので確認できませんでしたが、
同様のザルを見せてもらいました。
他の調理器具もねじがはずれているものや持ち手が木製で腐食し始めているものなども引き続き使わざるを得ない状況でした。本来すくう部分と持ち手部分が取り付けではなく一体のものが望ましいとのことです。木製だと割れてはがれたり、とげが刺さるという事にもなりかねないのです。
食器洗浄機は大きなボイラーを使っていますが、すぐに安全弁が働いて使い物にならないため、安全装置が動かないようにと、ひもでくくられていました。これではいつ事故が起こるかもしれないと感じました。
調理室は危険がいっぱい つまずいたら 大変!!
床面は、塗装がはがれているのではなく床の面そのものがはがれているので段差になっていました。調理室のあちらことらに 傷みが見られました。
はがれた場所のすぐそばは、大釜が設置されていて揚げ物などをする時にも使われます。足元がでこぼこでは危険極まりないのではないかと思いました。
教育予算の貧弱さに
安全に調理ができるように備品を整えなくてはなりません。取り換えることができるものは早急の対応すべきです。修繕は急務です。
事故のあった在良小のみならず、老朽化した設備品の学校も多いようですので、設備品は不具合を調査し、順次取り換えを求めます。
調理員さんのご苦労がしのばれました。