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【13.07.31】桑名市の就学前教育はどうなるのか!

「桑名市就学前施設再編実施計画」地域説明会が行われる

 長島地域での説明会がお子合われた報告を当局から受けました。
 桑名市は、幼稚園の統廃合を行い、幼稚園の数を減らす方向で「桑名市就学前施設再編実施計画」を進めています。計画に対して市が実施したパブリックコメントには347人900件の意見が寄せられました。
 毎年9月に新年度の幼稚園入園の募集が行われてきました。間もなく来年度の園児募集が行われますが、統廃合を前提とした入園募集になることから、不安な声も寄せられています。入園した限りは卒園まで通わせたいというのが保護者の思いです。
長島地域で6回 (6/29・7/2・7/3・7/8・7/10・7/13)地域説明会が行われました。
 意見により、当初の実施計画より1年遅らせて実施する。
27年度に4園が1園となり、29年度に認定こども園(幼保連携型認定こども園)で考えている。
 送迎バスの費用について、現在送迎バスを出している多度町では無料であるが、長島町では有料なのかに対して受益者負担を検討している。
 保育内容、生活リズムについての不安や、確実に入所できるのかなどの疑問・不安。長時間利用と短時間利用に区分される。
 預かり保育の実施については就労支援ではないこと。実施は有料となる。
預かり保育の実施にあたり、有資格者とは限らない。
 統廃合しても希望通りに入園できるのか。定員の設定はどうか。
 保育所は保護者の就労支援であり、幼稚園における預かり保育は、保護者の子育て支援という目的で行う。
 保育料と預かり保育料は国の制度決定を受けて決める。
現在 幼稚園=5,500円 保育所=納税額による料金算定。
 「子ども子育て3法」の法律に基づきH27年度から5年間の計画で「子ども子育て支援事業計画」を市で策定する。桑名市は再編が同時に進んでいる。

各会場では、子どもの転園に関して、心のケアの問題、生活リズム・保育内容が異なるのではないか等、意見が多く出されていました。
 預かり保育の実施が計画に盛り込まれていますが、有料での実施が検討されています。しかし、現在、深谷幼稚園で実施されている長時間保育については一切説明されていません。長時間保育は無料で、おやつについては別途徴収して実施です。これは、全幼稚園での実施ではありません。
「桑名市立幼稚園の管理運営に関する規則」には、長時間保育の実施について
は記載されていません。教育委員会に聞き取りをしましたが、第6条に基づいて報告があるという事ですが、現状の実施について、なぜ説明しないのか疑問です。

*市全体の公立幼稚園の再編完了予定のH30年度から自由選択を可能としています。
 認定こども園のあり方についてはその内容を見極める必要があると思います。

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