活動日誌−活動日誌

【14.03.24】議会最終日 反対討論に立つ

消費税増税中止求めて

 正午から消費税の増税の中止を求めて、消費税廃止各界連の方々ともに署名活動に参加をして市議会最終日に臨みました。

消費税増税で市民生活に影響

 第1回定例市議会に上程された議案は、83議案。
そのうち、消費税率吹き上げの影響受けるとして条例の一部改正が39議案にも及ぶ。
 新年度予算案10議案
 今年度補正案2議案
 条例の制定5議案
 敬老祝い金条例の一部改正
 新病院第2期中期目標 計画の認可1議案、
 庁舎耐震工事追加 議決の変更1議案
 全部で59/83議案に反対討論を行いました。討論の時間の割り当ては、20分間。
これだけの項目を取り上げるには、時間が足りなくなりそうではらはら。
と仁かく全部の議案表明しなくてはならないので途中で、議案の号数を上げることに切り替えてなんとか、時間内に討論を終えました。

桑名市政の目指すはブランド化 行政改革の強化

厳しい財政状況の中にあっても
•地域医療体制の確立   新病院整備の進捗
•ブランド元年      桑名を全国にアピール
•公共施設マネジメント  中長期を見据えた公共施設のあり方の策定 とあり
市長の掲げている「7つのビジョン」を盛り込んで、市の総合計画を9月議会を目途に上程の予定です。

 今年度は、ブランド元年と位置付けて、ブランド化を目指すことが示され、「ブランド推進委員会条例の制定」が議題となりましたが、その意義がどこにあるのか、わざわざ東京から発信しなくともしっかりと足元を見ていくべきであると指摘しました。
新病院建設は、2度も不調になっていますが、それでも、重点課題という事で強気で進めようとしています。

 総合医療センターの第2期中期目標について、計画の認定の議案は、計画には実行性がなく、現に収支は、赤字になるといわれています。
入札不調が連続して続いており、予算はどこまで増額されるのか、立地場所についても、市民からも適切なのだろうかという疑問は広がっています。
計画そのものに無理が生じている以上、そのための経費はかさんでいることからも、計画の内容が問われているのではないのでしょうか。現実から乖離しているこの中期目標を達成するための計画は到底、容認できるものとしました。大型公共事業には大盤ふるまい福祉切り捨て
 病院建設には、多額の費用をつぎ込み増額しています。
それでも先行きが見えていません。
 一方では、77歳の方に出されていた敬老祝金をバッサリと廃止しました。
また、総合運動公園の命名権をスポンサーに任せようという「総合運動公園
ネーミングライツ選定委員会条例の制定」も提案されました。スポンサーを
決めて名称を決めなくてもいいのではないか、スポンサーが変われば、名前
が変わるというのでは紛らわしいのではないかと批判しました。
同和行政の終結を求める
一般会予算には、予算の縮小と言いつつも、相変わらず同和関連予算が組み込まれています。住宅新築資金等特別会計に毎年一般会計からの繰り入れが行なわれています。返済ができない状況があり会計と終了が難しくなっているという問題が生じています。
人権教育基本方針策定委員会条例の制定については「部落差別をはじめとする」とあり、同和行政を終結する方向になく、委員会の構成に運動団体が参画することになっていることを指摘しました。
高すぎる国民健康保険税の引き下げを求める
〜国民健康保険税が高くて払えないと深刻な相談が続く〜
国保会計は、黒字です。毎年基金の積み立てがなされており、この基金
を活用して保険税の引き下げを行う事を求めていますが、一向に加入者に
還元する活用がされていません。
三重県下でも保険税の引き下げの実施を行っている自治体もあり、12億円余になる基金の活用を求めました。
以前一般会計から繰り入れを行ったことから、会計から返納されますが、保険税引き下げにこそ必要な措置ではないのでしょうか。
 医療保険制度を年齢で区分する、後期高齢者医療事業
75歳以上の高齢者など約1500万人が加入する後期高齢者医療制度の保険料が4月から改定されます。保険料は現在、都道府県ごとの広域連合議会で決められています。三重県は高齢者に負担増を強いる方向です。頼みの年金は今年も減らされます。年金から天引きなどされる保険料の引き上げは、消費税率の8%へのアップで新たな負担を強いられる高齢者に追い打ちをかけるものです。
長生きした人たちの暮らしを脅かす負担増は許されません。問題だらけの差別的な制度はすみやかに廃止し、以前の老人保健制度に戻すべきだと思います。 

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