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【14.08.26】下水道整備計画 普及率90%へ

下水道未普及地域の整備が進むか

下水道未普及地域の整備が進むか いつまで待ったらいいの???  普及を求める声は切実

 8月26日に行われた全員協議会において、上下水道事業管理者から、下水道事業についての報告がありました。

 市民の方から「私たちの地域はいつになったら整備されるの」とよく聞かれます。
在来の地域(特に昭和の大合併の地域)には普及が大きく遅れているという実態は一向に解決していません。
 現在、下水道の普及率は74・5%程度です。普及率が伸びているのは、新しく住宅開発されて整備された地域があることで数値が上乗せされますが、本来先に手がけなければならない既存の地域に普及の手が伸ばされていないのです。

下水道整備計画に基づいて地域を決めて普及を進めていますが、
 整備予定地域にも加わらない地域が依然と残されています。
雨水処理の整備どころか排水路さえ未整備な地域では、合併浄化槽すらできない地域があるのです。改善を求める声は切実です。

水道未普及地域の早期解消に向けた
全国のモデルとなる先駆的な下水道整備の検討を開始
〜10年概成に向けた下水道整備〜

下水道未普及地域の早期解消

国土交通省、国土技術政策総合研究所、三重県と連携し、実施に向けた取組
    
 コストキャップ型下水道手法

これまでの事業の進め方を転換し、市はマネージメントを中心に民間活力も活用して10年概成を目指します。目標90%(H37年度)


下水道未普及地域の早期解消
現状
 下水道普及率は、74・5%(H25年度末)に達したが、未だに25・5%が公共下水道施設を利用できない状況。
 人口減少や高齢化進展し、投資余力が減少する中で、ストックの改築・更新の増大等を踏まえれば、今後未普及対策への投資拡大は、ますます厳しくなる状況。

課題
 公共下水道整備に時間を要していることが課題。
 公共下水道の整備・管理必要な人・カネが不足。



下水道未普及地域の早期解消

 概成可能な手法の導入
・国土交通省、農林通産省、環境省の3省統一して作成した都道府県構想マニュアルの策定(H26..1)を踏まえ、今後10年程度を目途に汚水処理が概成可能な手法を導入する等の弾力的な対応を検討。
 早期の汚水処理概成に向けた技術的支援
・地域実情に応じた早期、低コスト型下水道整備手法(技術・発注方法等)について、国土交通省、国土技術政策総合研究所、県と連携した検討を行い水平展開。
 早期の汚水処理概成のための財政的支援
・地域条件を考慮した低コスト下水道整備のコスト評価指標を設定し、重点的な支援が受けられる。

(以上のものは、当局の資料を基にしました。)   


10年間で普及率90%となるのか

今 後10年間で90%の普及率にする計画でわが町は、今度こそ整備されるのか?
 今回の報告は、10年間かけて普及率を90%にするというものでした。
今まで、何十年待ってもできなかったことが、今後10年で進められるのか、いささか不安に思いますが、未整備地域の方々は大いに期待されるのではないでしょうか。
 しかしながら、残りの10%の地域にあたるのではないか。そうなれば普及困難地域のままということになりかねないのではないかという辛口な声もあります。

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