活動日誌−活動日誌
【14.10.08】学びたい気持ちを支えて
学生が安心できる奨学金に 返済への不安と負担軽く
日本共産党は10月7日、政策「学生が安心して使える奨学金に――奨学金返済への不安と負担を軽くするために」を発表しました。
「学生のなかで卒業後、奨学金をどう返済するかが大きな不安と悩みになっています。文部科学省も何らかの手だてが必要だと検討をはじめています。
そこで緊急に国がなすべきことを政策にまとめました。
政策は、卒業時に平均300万円から多い場合は1000万円もの“奨学金という借金”を背負い、既卒者が不安定な雇用と収入に苦しむもとで、借りた人の8人に1人が滞納・返済猶予になっているなど深刻な実態を指摘しています。
その上で、
(1)学生の有利子奨学金を無利子にする
(2)奨学金返済方法を改善する
(3)給付奨学金をただちに創設する
―3点にわたって奨学金の本来の役割にふさわしい改革を求めています。
「返済方法の改善」にかかわっては、既卒者の奨学金返済の減免制度をつくり、生活が困窮する場合の救済措置を講ずる▽延滞金、連帯保証人・保証料を廃止し、返済困難者への相談窓口を充実する▽すべての貸与奨学金を所得に応じた返済制度にする―ことを具体的に提案しています。
国の責任で教育の機会均等を保障し、高等教育を国際水準に拡充するよう強く求めています。署名活動も開始されています。
かつ奨学金に関しての生活相談で寄せられましたが、入学金の準備も大変でした。
生活福祉金の借り入れも入学金の準備に条件が厳しく納入する準備ができませんでした。三重県の奨学金の制度からも条件が厳しく、条件が合わずせっかくあっても活用できず、その方はなんとか、あしなが育英会の制度で資金を確保されました。
奨学金の申請ができても、社会人になると同時に返済がスタートすることになり、就職難、あるいは就職できてもいわゆるワーキングプアーの状態で返すことができるのだろうかとわたしのほうが不安を感じました。学びたいという志をしっかりと応援できる教育制度にしなければと思います。