活動日誌−活動日誌
【15.02.25】今日から市議会始まる
市民生活を支えるべき時 市民はやっぱり我慢か
伊藤市長「色」の強い総合計画が動き出すための予算が明らかにされました。
行政改革を強化し、「本物力」「桑名力」強調されています。
公民連携の考え方のもと、行政と民間の役割分担をしながら協力し、民間のノウハウやアイディアを積極的に取り入れるとあります。
民間でできることは負かすという視点では、ますます、民間委託、業務委託が進むのではないかと思われます。公的に実施すること、それは、市民に対して行政サービスを丁寧に行っていくことにあるにもかかわらず民間にゆだねていく手法は果たして経費が安くつくノウハウがあるからよいというのでしょうか。
民間は、儲かることはしますが、そうでなければバッサリと打ち切ります。
住民の生活を守ることが行政の仕事ですから、採算が悪いからと打ちきってはならないのです。
新年度予算は、教育も福祉も市民には冷たい予算ではないでしょうか。
地域経済では、効果のあった住宅リフォム制度を打ち切り、東京からの桑名発信や国際姉妹都市さがし、ブランド化に向けた予算が目立ちます。格差と貧困の広がりのなか、増税で市民生活は厳しいものです。財政がない、厳しいと言っていますが、本当に厳しいのであったら、今までの最大級500億円台の予算が組めることは財源がなければできないことです。
市民に言っていることと、実際やっていることが違うのではないかと思います。財政が厳しいという事は驚くほどに深く市民に浸透しているようですが、華やかに予算が充てられている分野があるかと思うと市民生活に直系することには大幅削減です。「財政難を盾にとって市民にどれだけのがまんをさせるのか」と、私は言いたいです。