活動日誌−活動日誌
【15.11.05】自動ドア開閉時間4秒という危険!!
くるまいすのかたとどうこうしてきづきました
生活相談で市役所をご案内するのに車椅子に乗っていただき、市役所駐車場内にあるATMに立ち寄りました。
すると自動扉の空いている時間が短くて、ドアにタッチして車椅子を押して中に入ろうとするともう閉まってしまい、タッチがうまくいかず、車いすにドアが当たることになり、ましてや入口は傾斜しているので力が要りました。なんとか事なきを得ましたが、危険な感じでした。
その数日後、車椅子の方がお一人で来庁されATMを探されていました。
外に出て場所をお伝えするとすぐさま手慣れた様子で向かわれました。
大丈夫かなと様子を見守っていたのですが。やはり空いている時間が短く、すぐにドアが閉まっていまい、これでは危ないことを実感しました。
市の施設ではありませんが、早速この状況について市に伝え、改善を求めました。
《公共施設マネジメント課からの回答より》
《公共施設マネジメント課からの回答》
現金自動支払機(ATM)は、桑名市行政財産目的外使用料条例に基づき、銀行の使用を許可している。
百五銀行他4銀行共同運営の扉にはセンサーが付いていなくて、4秒で閉まるということが分かりました。(三菱東京UFJ銀行側にはセンサーあり)
自動扉は概ね1か月を目途に改善が図られるとのこと。入口のスロープの傾斜については、ATMでは「三重県ユニバーサルデザインまちづくり推進条例の21条の基準に適合されなければいけないものではない」ため必ずしも改修すべきものにはなっていないとのことです。
かなり力を入れて車椅子を動かさないと中に入れない傾斜では、危険を伴うと感じました。ユニバーサルデザインに適合しなくてもよいとのことですが、適合とか言う前に安全かどうかが問われるのではないかと思うと、ユニバーサルデザインって何ですか?と思います。
改善を要するものか、現地の状況を詳細に調査して改善の要否を判断されるとのことですが、市役所を利用される方々の安全性・利便性の向上に努められたいと思います。
(石田正子ニュース315号から)