活動日誌−活動日誌
【16.03.01】第１回定例市議会で代表質疑を行う
代表質疑の内容
日本共産党桑名市議団の石田正子です。
会派を代表しまして代表質疑を併用方式で一括して質問を行います。
1. 市長の施政方針と７つのビジョンから
（１）「桑名市総合計画」に基づいた「桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略」をもとに進める具体的な施策の推進について
新年度に向けての施策・方針について、また、市長におかれましては就任最終年度ということでその思いを述べられました。
「桑名市総合計画」が策定され動き出し、それをもとに「桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略」として具体化が進められつつあります。
今 市民生活を取り巻く状況を見ますと、貧困と格差が広がり、働き方も非正規労働が増え、収入が増えないことが深刻な状況になっているのではないのでしょうか。そこで大きな支えを示さなければならないことは、行政の「力」だと思います。テーマとして掲げておられる点として、
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��「住み続けたいまち」について
�ぁ崙�きやすいまち」について は、大事な施策だと受け止めています。
いくら安心・安全といっても「暮らしやすいまち」、「住んでみたいまち」、「住み続けたいまち」、「働きやすいまち」が整えられなければなりません。
この政策が、市民の皆さんの生活実態にしっかりと寄り添ったものになるかです。暮らしにくい、住んでみたいと桑名に来てくださるか。住み続けたいと思えるでしょうか。働きにくいという思いはないでしょうか。目指すところをお聞きします。市長さんから所信表明と掲げるビジョンについて触れられました。
掲げておられるいくつかのテーマがありますが、対外的なものが中心で市民の生活を基軸に据えたものには程遠いのではないでしょうか
国の社会保障費の削減や、また税負担が大きい中で市民生活は大変です。
くらしを支える施策が求められています。
たくさんの事業の削減や廃止などが行われたとのことですが、無駄を省くことになったのか、市民にとっては必要とするものの予算が削られたのではないかと危惧するところです。
加えて�ァ屮ぅ鵐丱Ε鵐匹魄媼韻垢詛�に」ついてですが、インバウンドが強調されています。その効果・影響をどのようにみているのでしょうか。お尋ねします。今回強調されていることは、伊勢志摩サミットであり、その前段階として桑名市を中心会場として行われるジュニアサッミトでしょうか。
まさにインバウンドが進められることになるのでしょうか。お尋ねをします。
（２）各施策のあり方について
�々埓�本来のサービスの本来のありかたについて
�∧〇礇機櫂咼垢魎泙瓩森埓�サービスの削減。廃止について
各施策が講じられていますが、本来行政が行うべきことはどこに据えられ
ていますか。行政サービスが行うべきことは何か。
�� 行政本来のサービスの本来のありかたについて
�� 福祉サービスを含めた行政サービスの削減・廃止について お尋ねします。
行政は、公共の福祉に徹する。福祉の増進を図るという原理原則に基づかなくてはならないはずが、伊藤市長就任以来、福祉予算の削減・廃止が行われています。原則をどのように踏まえているのか、ご所見を伺います。
2. 予算と行財政改革について お尋ねをします。
提案説明の際、景気の動向に触れられました。とりわけ景気の動向については、大きく影響がありますから注目の高い事柄です。その点をどのように判断、分析するかが大切な点です。どのように見ておられますか。
アベノミクスに期待するかのような見方がありますが、庶民にしていればしたたり落ちることにさえ期待はありません。
提案説明の際、景気の動向に触れられました。とりわけ景気の動向については、大きく影響がありますから注目の高い事柄です。その点をどのように判断、分析するかが大切な点です。どのように見ておられますか。
（１） 予算編成に当たっての景気の動向及び社会情勢の受け止めについてお聞きします。
（２） 市の財政運営での問題点は、
提案説明の際に問題点にも触れられましたが、根本的問題点や解決しなければならない点、解決しがたい状況なのかお尋ねします。
（３） 行財制政改革で何をめざすのか
財政運営で力点を置いている施策として行政財政改革を打ち出しているわけですが、何を目指しているのかお聞きします。
（４）自治体としての公共サービスの充実をどのように図るのか
行財政改革を進めるにあたりよく言われることに官民一体とか委託を進める等アウトソーシングを優先する施策が全面に掲げられる傾向にある中、公共
サービスのあり方、充実は図れるのかどうかお聞きします。
3.大型事業について お尋ねをします。
新年度のメインとして出されている大きな事業に以下の３事業の取り組みが提示されています。大型事業として３項目お尋ねをします。まず
（１） 新病院整備事業の財政的見通しについては、
先の１月臨時議会で整備事業費について議論されたところですが、３月議会では予算について議論する場ですので今後の予定されていること、について方向について検討すべきこと、必要経費の見通しについてお聞きします。
（２） 桑名駅西土地区画整理事業の進捗状況について
この事業については開始以来いったい何年経過していることでしょうか。
今回質問するにあたり事業経過について経過をたどってみました。
桑名駅西土地区画整理審議会の会議録には3回、署名捺印が抜けているにもかかわらず、会議が継続されている事実がありました。
事業区域の現況図については何回も更新されており、地図の記し方に差異がありました。
事業開始前の昭和４４年の現況図と都市計画決定が行われた平成１３年と最新の平成２７年の現況図を見ると、現在の墓地の記載が事業開始当時は針葉樹林であり、事業認可の際に出された現況図では畑とあり、現在は墓地となっています。事業の手続き上、墓地の扱い方についての確認が必要ではないのか、推進には影響がないのか、その確認はどのようにされるのかお尋ねをします。
その経過を確認するにあたり駅西事務所に出向きましたが、最初は知らない、認識していないと、聞いたことがないなどと、まっとうに扱われませんでした。その後、写真をもって確認を求めたりして何回かお伺いしました。事実経過の確認、聞き取りに際して誠意ある態度で臨むべきではないかと指摘せざるを得ません。
墓地の取り扱いについては確認が明確にされていないのではないか、把握の仕方に問題があるのでなないかと思われます。
いずれにしましても手続きがしっかりと行われているかが把握できていない状況で事業をどう進めようとしているのでしょうか。事実・実態をしっかりと確認すべきではないのでしょうか。事業推進について、お尋ねします。
（３） 土地開発公社解散に当たりこれまでの事業の市としての検証は
については
いよいよ土地開発公社の解散のスケジュールが迫ってきました。
解散にあたりすべて土地の問題の解決がついたわけではありません。
未処理のままになっている土地の対応策として、第３セクター債を借りることになるとのことです。
多額の経費をここでも確保しなければならす、財政の負担はどのようにみていますか。その対応と今後の清算処理についてお尋ねします。
4.人権施策について
（１）施策の今後について
�／邑∧欅蘓篆併�業・学校人権教育推進事業の廃止の検討は
人権施策ですが、人権をいうときに市は、常に「同和問題、部落差別をはじめとするあらゆる差別・・」と表現されています。
具体的に子どもたちにかかわる施策として人権保育推進事業、人権教育推進事業において進めようとしていることをお尋ねします。とりわけ人権教育推進事業では、毎年発行されている「あゆみ」の改訂が行われる予算も計上されています。全国の自治体の様相は同和事業に関する動きは縮小か、きっぱりと廃止の方向にあります。
まさに桑名では逆行の動きです。方向性についてお聞きします。
�� 利用状況からみて大型共同作業場の廃止の検討は についてですが、
議案に上がっていますので、検討が進んだのかと思いきや住所地番の変更のみということです。以前も取り上げたことがありますが、検討されたのでしょうか。
桑名市大型共同作業場条例施行規則
（利用許可条件および利用者の責務）第５条 （７）には、桑名市が就労者に対し実施する労働講座及び人権・同和問題の研修等協力すること
（就労者の施策）第１０条 就労者は、作業場の設置趣旨を正しく認識し、市の指導に従い近代的労働者となるよう常に心掛け、人権・同和問題の解決に努めなければならない。
と、規定され、人権・同和問題と明文化されています
同和関連事業をいつまで続けるのか、終結すべきではないのでしょうか。
５，教育・福祉対策について
貧困と格差が大きな社会問題となっておりとりわけ子どもの貧困について大きく取り挙げられています。
そこでお尋ねをします。生活困窮者の実態と合わせてその支援対策をまさに福祉と教育との連携で支援策は講じられているのでしょうか。
就学援助の制度が有効に活用されているかお聞きします。
（１）就学援助を含めた子どもの貧困対策について
�� 子どもの貧困に対しての市としての対応策はどのようになっているかお聞きします。
子どもたちが健やかに育つために、医療制度の充実は欠くことのできない施策です。病気の早期発見・早期治療は、発達の著しい学齢期には発達にも及びます。医療費助成も子育て支援としても重要な施策となっています。そこでお伺いします。現在通院についての医療費助成は、多子世帯に限って中学生までと限定付きです。この施策が導入された時から全中学生を対象とすることを求めてきています。このように限定しての実施は全国を見ても稀です。
（2）子どもの医療費助成について
�� 多子世帯に限らず全中学生まで対象とする実施の予定はないのかお聞きします。
実施についてお伺いします。
次に
６,国民健康保険事業について お伺いします。
（１） 国民健康保険事業特別会計状況について
このほど国民健康保険の会計についてデータ等を参考にして会計分析を行いました。結果は会計としては良好であり一般会計から法定外繰り入れをしなくても成り立っています。基金も含めて会計についてのご所見をお伺いします。
（２）市民の暮しを支える医療保険制度に
�� 保険税引き下げはできないか
�� 国からの交付金の活用は、
また、保険税が払えず、滞納をよぎなくするケースも増えています。払える保険料（税）でなくてはなりません。基金が１４億円まで積まれていることからして加入者に還元すべきではないのでしょうか。
保険税の引き下げにはならないのでしょうか。
国民健康保険制度が都道府県で広域化されることになっています。市町の基金の取り扱いはどうするのか。今回、国からの交付金も出されます。うまく活用すれば約１万円の引き下げができるのではないですか。
そこで保険に加入している方々の還元ができるのではないかということをお示して見解をお伺いします。
