活動日誌−活動日誌

【16.08.25】桑名広域清掃事業組合議会 第2回定例会開催

平成27年度の決算が議題です。

 三重県は、事故により被害を受けた桑名広域清掃組合の施設の改修についての費用負担については、費用の清算を終了することになり繰り上げ償還という形で計上されました。
問題を指摘したのは、RDF引き取り料が毎年値上がりしていることです。三重県はRDF発電事業を誘導するさい、無償でと言いながら稼働開始時には有償にしたことで、初年度トン当たり3,700円台ではじまり、平成27年度は8,244円、今年度平成28年度は8,889円。来年度平成29年度はから終了する最終年度平成32年度までは14,145円の予定です。処理委託料に発電の売電価格が低いことから赤字補填を構成市町に負担させるものです。
三重県のゴミ政策の破たんを市町に追いかぶせることは認められません。   施設の稼働には安全が確保されていないことを指摘してきましたし、それでも事業をした結果、事故に至りました。爆発事故後には再稼働には問題を指摘しました。強引に再稼働をしてあげくのはてに事業終了とは身勝手だと思います。  桑名広域にしたら、施設は老朽化で使えなくなったわけでもなく、耐用年数を終えたわけでもなく新施設を作らなくてはなりません。施設の建設に対して何の財政的支援は示されていない。これらの理由を示して決算には同意しませんでした。
三重県に対して意見書提出を採択する
意見書は、本組合は地域の理解と協力のもと多額の費用をかけて整備し、運用してきたものであり、老朽化や性能劣化からではなく、県の政策な要因をもってこれを放棄せざるをえないことは誠に受け入れ難いものである。またこれに加え、新たな施設の整備や当該施設の解体撤去には多額の費用を要するため、構成市町のまちづくりや財政計画に大幅な見直しを強いられるものとなっている。ついては三重県に対して次の事項を強く要望する。として3点を掲げました。
1.県の施策転換に伴う市町の財政負担の軽減を図る財政を講ずること。
2.三重ごみ固形燃料発電所の跡地利用については、県民、本組合管内の住民にとって有益な利活用が図られる県営の施設を整備すること。
3.県・組合施設整備・撤去工事に伴う周辺道路の交通安全の確保のため、施設に接する県道の整備の促進、東員町道の整備を図ること。以上が内容です。
私は、県のごみ政策について「夢の発電」と言い切ったにもかわらず、事業終了という先の方向性のない政策に対して構成市町が翻弄させられることに強い怒りを感じます。
本議会は、今までも県に要望していますが、新施設整備等を目前にする今、財政等県の支援を求めて意見を述べる機会をもつことを議会に申し出ていました。その後、検討が進み、10月に全議員で県に出向き提出することが決まりました。

三重県に対して意見書提出を採択する

意見書は、本組合は地域の理解と協力のもと多額の費用をかけて整備し、運用してきたものであり、老朽化や性能劣化からではなく、県の政策な要因をもってこれを放棄せざるをえないことは誠に受け入れ難いものである。またこれに加え、新たな施設の整備や当該施設の解体撤去には多額の費用を要するため、構成市町のまちづくりや財政計画に大幅な見直しを強いられるものとなっている。ついては三重県に対して次の事項を強く要望する。として3点を掲げました。
1.県の施策転換に伴う市町の財政負担の軽減を図る財政を講ずること。
2.三重ごみ固形燃料発電所の跡地利用については、県民、本組合管内の住民にとって有益な利活用が図られる県営の施設を整備すること。
3.県・組合施設整備・撤去工事に伴う周辺道路の交通安全の確保のため、施設に接する県道の整備の促進、東員町道の整備を図ること。以上が内容です。
私は、県のごみ政策について「夢の発電」と言い切ったにもかわらず、事業終了という先の方向性のない政策に対して構成市町が翻弄させられることに強い怒りを感じます。
本議会は、今までも県に要望していますが、新施設整備等を目前にする今、財政等県の支援を求めて意見を述べる機会をもつことを議会に申し出ていました。その後、検討が進み、10月に全議員で県に出向き提出することが決まりました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)