活動日誌−活動日誌
【11.11.15】『チェルノブイリ・ハート』
原発ゼロの世論を広げよう
このタイトルのドキュメンタリ―映画を観ましたか?大変ショックでした。今から25年前に起きたチェルノブイリ原発事故です。この事故で周辺に大量の放射能がまき散らされたのです。
その後、この地に生まれた子どもたちに大きな影響をもたらし、心臓に重度の障害を負った子どもが増大しているのです。生まれながらに心臓に重度の障害がある子どものことを「チェルノブイリ・ハート」と言うのだそうです。
甲状線がんなどで苦しむ子供たちも多くあり、甲状腺ガンの手術痕で、「チェルノブイリ・ネックレス」と呼ばれていることも知りました。
障害を持って生まれてくる子が多く、正常児は15%から20%と言う解説を聞いて大変驚きました。
今回の福島の原発事故は、チェルノブイリ相当か、それ以上の放射能が拡散されているのではないかと言われています。私は、原発事故の一報が入った時、チェルノブイリの大事故が頭をよぎりました。適切な情報が国民に知らされず、緊急避難しなければならない時期にTVなどには御用学者が次々に登場して安全をまだ言うのかと大きな怒りを感じました。今なお深刻な状況のもと、私たちに大きな警鐘を鳴らしていると思いました。除染の予算を増やし、子どもの命、国民の命を守る取り組みを進めなくてはなりません。
原発の再稼働を許さず、原発ゼロの世論を広げましょう。この思いを強く感じた「チェルノブイリ・ハート」でした。