活動日誌−活動日誌
【12.08.10】陸自久居駐屯地 第33普通科連隊長宛で抗議文を提出
市街地で武装訓練やめよ!
三重県津市の陸上自衛隊久居駐屯地に駐屯する第33普通科連隊の第2中隊隊員約70人が8月1日から2日早朝にかけて迷彩服に銃を携えて四日市市を中心に徒歩訓練が行われました。桑名市も一部徒歩行進訓練経路に含まれていました。
陸上自衛隊では、目的を「災害派遣時の迅速な任務達成に万全を期すとしていますが、事実上市街地での武装訓練そのものです。
行進出発時間に日本共産党、平和委員会等が抗議に集まりましたが、陸自側は、この動きを察知してか本隊の出発時間を早めていました。
出発時間が自治体への通知と異なったことについて「現場の担当者が時間を読み違えた」としています。
同様の徒歩訓練は8月25日から26日早朝にかけて四日市市北部周辺で実施される予定です。
8月9日に日本共産党北勢地区委員会・党北勢地区議員団は、陸自久居駐屯地を訪ねて第33普通科連隊長宛の抗議文を提出しました。私、石田正子も同席しました。私たちは、市街地での武装訓練を批判するとともに、今回の徒歩行進が災害を装っていることを問題にしました。応対した広報室長は、今回は、銃の携行は、「防衛の観点での訓練であった」と認めました。第2回目に予定されている徒歩行進は、よく朝の到着地点が四日市市の防災訓練会場ということもあり「銃は携行しない」としました。しかし基本的には、国防も災害救助も同じ観点であり、隊員の指揮要綱は同じとし、本来は国防であると明言しました。
また、このような徒歩行進訓練が各中隊の担当する地域内で毎年行なっていることもわかりました。