活動日誌−活動日誌

【15.01.28】産業廃棄物処理一刻も早く

産業廃棄物除去工事の進捗状況

 産業廃棄物処理工事の動きが出てきたのでその進捗状況を三重県に聞き取りに出かけました
三重県桑名地域防災総合事務所環境室の方に対応していただきました。
その時は資料をいただけませんでしたが、後日資料提供をいていただきました。
 その内容を基に産業廃棄物除去工事の進捗状況(特別措置法が10年延長されたことで除去処理工事が本格的に開始したこと)を石田正子ニュース296号の記事にしました。

源十郎新田支障除去対策工事

【不法投棄の概要】
所在地:桑名市大字五反田字源十郎新田1番
汚染面積:約15,000㎡
不法投棄の行なわれた時期:昭和48年〜51年の間
不法投棄を行った者:不明
不法投棄の内容等:ポリ塩化ビフェニル(PCB)を含む
投棄された特定産業廃棄物の量:不明(PCBの推定量 約600kg)
【支障除去等事業計画】
鋼矢板にさらに追加する形で鋼矢板を設置して対策区域を囲い込み、5つのエリアに区分する。(汚染現域、低水護岸部、高水敷部、北側・振子川護岸エリア、旧処分場内既設)旧最終処分場とその周辺の地下水面上に油汚染が広がっており、油中にはPCBが含まれていることが、これまでの調査で判明している。
【恒久対策の目標】  ↗ (源十郎新田産業廃棄物除去工事 5つのエリア)
(1)河川に「PCBを含む油」が滲出しないこと
(2)周辺地下水に「PCBを含む油」の拡散が認められないこと
【スケジュール】
前期工事:〜平成29年3月   後期工事:平成29年4月〜33年3月

五反田地内産業廃棄物不法投棄事業

【不法投棄の概要】
所在地:桑名市大字五反田字多々星1701番
面積:実測面積2,906㎡(公簿面積1,937㎡)
不法投棄が行われた時期:平成7年4月〜8年3月頃
不法投棄を行った者:株式会社七和工業
不法投棄の内容等
・投棄された特定産業廃棄物の種類
  汚泥、燃え殻、原油、鉱さい、がれき類
・投棄された特定産業廃棄物の量:約27,000㎥
(平均埋立深度9.4m)ボーリング調査の結果による推定量
【講じた措置の概要】
・行政代執行:着手 平成13年6月8日
・措置:水処理施設の設置60㎥/日
・平成21年1月30日付け環境省告示による1.4ジオキサン等地下水及び公共用水域の環境基準に定められ、これを受けて調査した。            
・結果:基準を上回る。促進酸化処理設備を設置する(平成23年度)
・恒久対策工事:高濃度箇所掘削撤去 養生テント設置の工事が1月より進められています。 
・テント内部で重機にて掘削を実施し、廃棄物や高濃度汚染度を撤去
・掘削した廃棄物等は、ベルトコンベアにて選別ヤードへ運搬

(三重県環境生活部廃棄物対策局の資料を参考にしました)

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)