【15.02.06】４月から実施される各計画について協議

　4月から実施される計画について市議会全員協議会で協議が行われました。

（1）桑名市子ども・子育て支援事業計画（案）
子育て支援法第６１条第２項に基づき、教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業について教育・保育提供区域を設定し、各事業の需要と供給の計画を作成されるものですが、桑名市は、国から求められるものに加えて就学前施設再編統合の計画もあり、その整合性が問われます。
具体的には、施設数は増えるわけではなく公立幼稚園の閉園も含まれることから、女性の社会進出も広がり、保育のニーズは増えることからすると施設利用が円滑に行われるのか、子育て世代の求める支援策になっているのか疑問です。
（2）桑名市生活困窮者自立支援計画（案）
生活困窮者からの相談を受け、抱えている課題を評価・分析し、そのニーズを把握し、支援が、計画的、継続的に行えるようプランを作成し、生活困窮状態からの脱却を目指すというものです。（2015年４月から生粥困窮者自立支援法が施行されます。）
生活保護の受給を抑制する水際作戦ではないかなどの懸念する声も聞かれます。生活困窮者を自立に向けた就労対策など生活再建できることにつながればいいのですが。貧困と格差の拡大の実態を根本的に解決する政策、経済対策が講じられなければばらないと思います。