活動日誌−活動日誌
【15.04.02】ごみ処理施設建設 どのような施設にするか
桑名広域清掃事業組合議会で勉強会が行われました(3月27日)
桑名広域清掃事業組合議会議員勉強会が3月27日行なわれ、桑名広域清掃事業組合ごみ処理施設整備事業処理方式選定報告書に基づいて説明がありました。
1. 処理方式選定の経緯
H23年4月開催のRDF運営協議会においてH32年度末に県主体のRDF焼却・発電事業を終了することが確認された。
H23年5月に桑名広域清掃事業組合の関係市町で構成する「ごみ処理のあり方調査検討委員会」を設置し、将来のあり方に関する検討を行う。
H25年8月に「将来の方向性に関する基本事項(6項目)」が組合議会協議会のもと了承され、施設整備のための、より具体的な検討を行うことになった。
H25年12月1市2町(桑名市・木曽岬町・東員町)の担当職員で構成する「ごみ処理施設整備検討委員会」が新たに設置され、具体的な処理方式を選定する。(新処理施設の採用)
H26年8月、ごみ処理施設整備専門委員会が設置され、処理方式について審議・審査されることになる。
2. 施設整備基本方針以外の基本条件
新施設の計画対象 可燃ごみ、破砕選別可燃残渣
施設規模 174t/日
リサイクル率の向上 処理副産物の資源化処理については、民間委託の可能性も考えられる。
最終処分量の削減 最終処分場を有しておらず、最終処分は、民間委託をすることとする。
組合の廃棄物処理事業の背景 組合議会全員協議会においてRDF化事業は継続せず、新処理方式を採用する」ことが承認され、決定している。
3. 検討方式の抽出条件
◎施設整備・稼働実績が長く、技術の改良・蓄積が進んでいる方式
◎施設整備のために国より交付金が支給される方式(経済的な方式)
◎計画対象物を処理できる方式
◎RDF化に代わる方式
4. 検討方式
ストーカ方式・杯の外部資源化委託(セメント化・焼成・溶融)
ストーカ方式・灰溶融
ストーカ炉式ガス化溶融炉方式
流動敷ガス化溶融炉方式
5. 評価結果
最高点の「ストーカ方式+灰の外部委託資源化」を選定した。
組合議会は静岡県御殿場市の施設(同様施設)を先進地視察として行う予定。