活動日誌-活動日誌

【16.05.03】憲法記念日

憲法を変えさせない 輝け憲法!

5・3憲法記念日 戦争法廃止、安倍改憲の阻止へ
憲法公布から70年目の節目
 日本国憲法が1947年5月3日に施行されてから69回目、今年11月には、憲法公布から70年の節目も迎えます。戦争法案の制定をめぐり幅広い国民の反対運動が広がった昨年の憲法記念日に続き、ことしの憲法記念日は戦争法の廃止に加え、安倍晋三政権が乗り出してきた憲法9条などの明文改憲を許さない、新たなたたかいが焦点になりました。憲法記念日には全国各地で、集会などが開かれました。統一した力の発揮が求められます。
三つの旗印を高く掲げて、参議院選挙で必ず勝利を
市民運動の発展、野党共闘の前進は、日本の未来にとって大きな希望
第1の旗印――憲法違反の安保法制=戦争法はきっぱり廃止する
 集団的自衛権の行使とは、日本に対して武力攻撃をしていない国に対して、日本の側から武力の行使をするということです。それは、相手国から見れば、事実上の日本による先制攻撃となります。それは、相手国に日本を攻撃する大義名分を与えることになります。国民の命を守るのでなく、進んで危険にさらす――ここにこそ集団的自衛権の本質があるのではないでしょうか。 日本を「殺し、殺される国」にしてはなりません。安保法制=戦争法は廃止するしかありません。
第2の旗印――日本の政治に立憲主義を取り戻す
 いまこれだけ立憲主義ということが問題になっているのはどうしてでしょうか。「憲法によって権力を縛る」という立憲主義に反する政治が横行しているからです。「9条のもとでは集団的自衛権行使は許されない」という戦後60年余の政府の憲法解釈を180度覆す。野党が憲法53条にもとづいて行った臨時国会召集要求を握りつぶす。「放送局の電波を停止する」などという憲法破りの発言を平気で行う。このような暴走を続ける安倍政権を終わらせましょう。
第3の旗印――安倍政権による憲法改定を許さない
「自民党改憲案」は、9条2項を削除して、「国防軍」を書き込み、海外での武力行使を無条件で可能にするものとなっています。「緊急事態条項」という事実上の「戒厳令」に道を開く毒薬が盛り込まれています。「公益及び公の秩序」の名で基本的人権を制約しようとしています。「憲法を憲法でなくしてしまう」、憲法によって国民を縛るものへと大変質させる企てを、断固許してはなりません。
日本国憲法の先駆的な輝きを生かした新しい政治を
 日本国憲法は、9条という世界で最も進んだ恒久平和主義の条項を持ち、30条にわたるきわめて豊かで先駆的な人権条項が盛り込まれています。変えるべきは憲法ではなく、憲法をないがしろにした政治ではないでしょうか。
 野党と市民の共闘を必ず成功させ、選挙に勝ち、安倍政権を倒し、日本国憲法の先駆的な輝きを生かした新しい政治をつくろうではありませんか。

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