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【16.05.09】桑名市上下水道事業経営戦略の報告

市民負担増が前提か

5月9日 市議会全員協議会が行われ「桑名市上下水道事業経営戦略」について報告がありました。


「桑名市上下水道事業経営戦略」平成27年度から平成36年度までの10年間この計画は平成28年3月に策定されたもので、その内容について当日配布され報告となりました。
1. 経営戦略の趣旨
2. 経営の基本方針
3. 現状と課題
4. 投資・財政計画
5. 効率化・経営健全化の取組
6. 戦略の検証・更新   
以上の項目で策定されています。

効率化が優先されたら、民間活力、委託化が進み、
使用料金は、引き上げられることに

気になったのは、「投資(支出)と財源(収入)を均衡させ安定的な経営を実現するため、組織運営の効率化や人材育成、広域化、民間活力の導入など、経営改善化に向けた取組みを経営戦略において整理し、推進していく。」とあること。
広域化、民間活力が視野にあることそして料金改定ありき。
つまりは料金値上げが前提にあることです。
老朽化が進んでいることからも、交換・改修等が必要になっていますが、
水需要の減少が続いている、人口減少が始まるとあって現行料金では賄いきれず、検討の余地があると説明。        (税抜 H28年度)
桑名市 類似団体 全国平均
109.3円/㎥ 164.4円/㎥ 171.9円/㎥

他の自治体より安価であるからと値上げの理由になっていますが、平成20年に合併後の統一化では、サービスは高い方に、負担は軽い方にと求めてきました。
そして、生活にかかわる料金を上げるべきではないと私たちは主張してきました
が、平成25年に平均5・5%の値上げが実施されました。
今、貧困と格差の広がる中、雇用も非正規化が進む中で働いても低賃金。社会保障の削減で暮らしは大変になっています。こんな時に料金値上げでは市民の負担は増すばかりです。みなさんは、この料金改定をどのように考えますか。

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