活動日誌−活動日誌
【16.07.04】市議会最終日 反対討論
２１議案中３議案に反対しました。
日本共産党桑名市議団は、上程された２１議案中３議案について問題点を指摘して同意しませんでした。
反対した3議案は、次の通りです。
1. 議案第５４号 平成２８年度桑名市一般会計補正予（第２号）
�� 個人カード交付事業費増
個人情報が一つに集約されるというメリットよりも、情報漏えい・流出
等デメリットの方が大きいと世界では中止している国もあります。
マイナンバー制度の事務が増えるとして臨時職員の雇用は認められない。
�� 小中一貫教育推進事業費
小中一貫教育の調査研究を進めるためと説明されていますが、教育委員
会は現在、「桑名市学校教育あり方検討会」に「小中一貫教育」について諮
問し、答申を求めています。しかしながらすでに教育委員会は、小中一貫を前提に学校の統廃合を進めようとしています。多くの問題点をもっていることからも住民・自治会・保護者・児童、生徒・教職員の意見をしっかりと受け入れて判断すべきではないのでしょうか。
�� 人権教育推進事業費増（道徳教育総合支援事業）
この事業の狙いは、道徳教科化であり、教育の右傾化が懸念されています。
2. 議案第５８号 桑名市行政手続きにおける特定個人を識別するための番号利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について
福祉に関して申請の際にマイナンバーを記すことが求められるが、必要でないことから問題を指摘しました。
3. 議案第６０号 桑名市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
保育事業において保育従事者の配置基準は、保育水準を低下させず、保育に格差を作らないという観点が必要です。現在、桑名市内においてこの条例の適応を受ける施設はないとのことですが、保育新システムの導入において基準が緩和されるものであり、保育基準を下げないことを求めるものです。
